リンパ浮腫と皮膚の硬化
リンパ浮腫が進んでくると皮膚に硬化が起こってきます。皮膚にこの硬化が起こるのはどうしてでしょうか?
皮膚は一定の周期でどんどん入れ替わっていく新陳代謝を繰り返しています。皮膚には物質を代謝する重要な働きがあります。私たちの身体は小さな細胞の集まりでおよそ、100兆個も細胞があるといわれています。その細胞全てが常に酸素や栄養を必要としているのです。
細胞に酸素や栄養を届けているのは血管、血液です。そしてリンパ管です。リンパ管は細胞から出た老廃物を運び、排出する役割があります。このように物質が入れ替わっていく仕組みを物質代謝と呼びます。皮膚でも物質代謝が起こっており、その代謝の周期がおかしくなると、皮膚の状態が悪くなっていきます。この代謝の周期を肌のターンオーバーと呼ぶことがあります。
リンパ浮腫などは皮膚への血管やリンパ管の流れを悪くして、この物質代謝を滞らせてしまうのです。そして皮膚の硬化が始まります。
