リンパ浮腫とTENS治療
リンパ浮腫の治療法には主にスキンケア系の治療法が組み合わせて行われます。リンパ浮腫では鎮痛剤はあまり効果がないと言われています。しかし、効果のある患者さんもいて、薬物治療が行われていないわけではありません。その薬物治療と共に、TENS治療が行われることがあります。
TENS治療とは経皮的電気神経刺激法のことで、皮膚から電気的な刺激を与えて痛みを緩和していく治療法のことです。普通のリンパ浮腫では、特に初期段階では痛みを伴うことは余りありません。でもリンパ浮腫が大きくなってきたり、乳がんなどの治療によって乳房を切除したりした場合などに、リンパ浮腫が出た人の場合、痛みを訴える患者さんが多いということです。
TENS療法は1日に3回行われ、1回は1時間の治療となります。効果のある患者さんでは二日後にはリンパ浮腫がかなり縮小したデータもあるそうです。TENS治療は、痛みを伴うリンパ浮腫の人に施行されている治療法で、あまり知られてはいませんが、これからのリンパ浮腫治療の有効な手段としての可能性があるといえるかもしれません。
